不必要美が大事です。

その職人さんを見込んで、やらなくても誰も困らない本当にプチなリフォームをお願いしました。私の独断でw
それが、ドアノブです。部屋のドアノブ、機能は問題ありません。壊れてもないです。いたって普通。しかし!このいたって普通が妙に違和感あったんですよねー。ドア自体に似合ってない。なので、ここを変えてほしいとお願いしました。
職人さんからテイストの好みなどいくつか質問されて、それに答えて。「パーツを探してみるので少し日にちをいただけますか」と言われ、待つこと1~2週間。パーツ手に入りましたと連絡があり職人さんが再訪しました。彼が持ってきたのは、なんとアンティークのドアノブ!デッドストックを見つけたそうで、状態も良く綺麗でした。まさかの本物アンティークドアノブ。かなり嬉しい。
さっそく取り付け作業開始。微調整は有るようでしたが構造はシンプルなので、一時間弱で終了。。。なんということでしょう。シンプルなドアが急に味わいのある佇まいに!ドアノブって大事なパーツだったのね。たかがドアノブ、されどドアノブ。
最近は機能性や耐久性のみが重視されがちだけど、こういう一見不必要に思えるこだわりって大事だと私は思ってます。窓は四角い方が簡単に造れて便利。だけど、私は円い窓が好き。装飾があってもなくても同じだけれど、装飾がある方が美しいという様な不必要美。昔の日本人は持ってましたよね。例えば欄間とか。ひと手間かけることで美しくなるという感覚。着物だって、襦袢であったり羽織の裏であったり、人に見せるわけではないところに美しい装飾をしていました。自分が満足するためだけに手間暇かけていました。その感覚、生活する上で有ると無いとじゃ人生の充実感が全く違うと思います。
このアンティークドアノブ含め、プチリフォームでゆっくりだけど自分好みの家になっていくのがとても楽しいです。これからも不必要美のために楽しみながらやっていきたいと思います。

アンティークの奥深さに+1


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